2021年5月10日までユニクロのロゴを手掛けた佐藤可士和の大規模な展示が国立新美術館にて開催されています。
彼がロゴを手掛けた国立新美術館での開催ということで、2月11日祝日に行ってきました。
普段、街で目にするブランドロゴが大きな会場で展示されている風景を目にするのはとても新鮮でしたし、ブランドデザインはロゴを作るだけではないとことがとてもよく分かる展示内容で興味深かったです。
人の混み具合や、チケット購入についてや当日の様子、あと感想を書いておきたいと思います。
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佐藤可士和って?

日本を代表するクリエイティブディレクター、1965年生まれ。
日本では2000年代から、広告の枠を越えて、企業や商品のブランディングに携わるクリエイティブディレクターが徐々に現れてきましたが、その筆頭に挙げられるのが佐藤可士和さん。
主な仕事に国立新美術館、東京都交響楽団のシンボルマークデザイン、ユニクロ、セブン-イレブン、楽天グループ、今治タオルのブランドクリエイティブディレクション、ふじようちえん、カップヌードルミュージアムのトータルプロデュースなどがあります。
チケットの購入について
この展示では感染拡大予防のため事前予約制(日時指定券)が導入されていて、チケットぴあ、楽天チケット、展覧会オンラインチケットの3サイトで購入することができます。
私は楽天で会員登録していたなぁと楽天チケットにて購入してしまったけれど、発券手数料とシステム利用料が上乗せされてしまい大人1700円のところ2030円かかってしまいました。これはチケットぴあも同様です。
なので日時指定券を購入する場合、展覧会オンラインチケットでの購入をおすすめします。
ただ展示会オンラインチケットでは完売してるけれどチケットぴあでなら販売してるということもあるので、その場合余計なお金はかかりますが見てみる価値はあるかと思います。
当日券は買える?
公式サイトでは以下のように案内が出ています。
当日のみ有効のチケット販売を予定しておりますが、ご来館時に予定枚数が終了している場合がございます。
日時指定券購入サイトにてチケットの売れ具合を確認してみると直近の日付は平日・休日かかわらず混雑しているのが見えます。
ただ、おそらく当日券分のチケット数も確保しているのか、私が行った2/11は祝日でかなり人は多かったものの当日券が販売されていました。
1時間ごと区切ってチケットを販売しているので仮に到着してすぐの時間のチケットは購入できなくても次の時間帯のチケットは購入できる可能性が高そうです。
しかし前提として公式サイトではオンライン予約を推奨いたしますとあり、日時指定チケットを買った人がもちろん優先なので、万が一入館できなくても文句は言わないぞという人しか当日券を狙ってはいけない…。
人の混み具合
まだ展示期間が始まったばかりに行ったということもあるけれど、かなり混雑していました。
1時間ごとに入場券が分かれているため、その回の20分くらいまでは入り口に2列ほど行列ができていました。
到着してすぐ会場に入りたい場合は30分すぎに到着した方がいいと思います。
また、16時すぎの回だと比較的空いているようだったので、ゆっくり見たい人にはおすすめ。
持って行った方がいい物

会場では自分のスマホから音声案内を聞きながら見ることができます。
そのためスマートフォンとイヤホンを持っていくことをおすすめしたい。
イヤホンなしでも外部スピーカーではなく通話しているように案内を聞くことができるため無くてもいいといえばいいが、話しながら見て回る人が多くかなり騒がしく気が散ります。
佐藤可士和展の感想
シンプルにビジュアルが強い。


強いグラフィックは物が大きくても小さくても目を引くのだなと実感しました。
手掛けたブランドロゴがあるスペース。


看板サイズのものを間近で見る機会など無いためとても新鮮に感じたし、そのロゴの設計図も図形として捉えていることがよくわかり面白かったです。
会場内はあまり説明文はなく音声案内前提に展示されているため、絶対に音声案内を聞きながら回った方が面白いと思います。


展示概要
佐藤可士和展
会期:2021年2月3日(水)~5月10日(月)
会場:国立新美術館
開館時間:10:00~18:00 ※入場は閉館の30分前まで
休館日:毎週火曜日休館
※ただし、2月23日(火・祝)、5月4日(火・祝)は開館、2月24日(水)は休館
料金:一般 1700円 / 大学生 1200円 / 高校生 800円